11 Nov 2014
「毎日の食事が赤ちゃんに悪い影響を与えていないだろうか…」
元気な赤ちゃんに出会えるよう、妊娠中の食べ物は特に気をつけたいですね。
胎児の成長を促す栄養素を積極的にとりつつ、安産のために健康的な食生活を心がけましょう。
カルシウムや鉄、タンパク質は、妊娠中に母体から胎児へ大量に送られるため、しっかりとる必要があります。こうした栄養を十分にとらなければ、母体の骨や歯がもろくなったり、貧血につながることもあります。さらに、母体に不足していた場合、生まれた子供が成長してから生活習慣病にかかる割合が高くなるといわれています。母体と胎児の健康を守るために、妊娠中はとくにバランスのいい食生活を心がけましょう。
また、緑黄色野菜や果物、大豆などに含まれる葉酸は、たんぱく質の合成や細胞分裂をサポートし、胎児の健康な発達に欠かせません。
妊娠中の葉酸の所要量は、妊娠していない女性の約2倍(400ug)です。
不足すると胎児の脳神経に障害が出るリスクが高まります。中枢神経は初期につくられるため、妊娠中だけでなく妊娠する前から葉酸をしっかりとることが大切です。
[カルシウム]→カルシウム不足チェックへ
小魚、豆腐、青菜、牛乳、チーズ、ヨーグルト
[鉄]→鉄分不足チェックへ
かつお、レバー、あさり、ひじき、牛肉、ほうれん草
[タンパク質]→タンパク質不足チェックへ
豚肉、牛肉、鶏肉、あじ、まぐろ、大豆製品、卵
[葉酸]
ほうれん草、ブロッコリー、菜の花、枝豆、レバー、とうもろこし、アボカド、のり