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風邪・インフルエンザの予防に「かぶ」を食べると良い!!

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かぶ

インフルエンザの流行のピークは1〜2月です。
インフルエンザの感染力は非常に強く、日本では毎年役1千万人、およそ10人に1人が感染しています。
免疫力が落ちていたり、疲れがたまっていたりすると、気をつけていても感染してしまうおそれがありますね。
普段から、栄養をしっかり摂って免疫力を強化しておきましょう。

そこで風邪やインフルエンザの予防にオススメの食べ物は

冬の旬、かぶです。

かぶの根は消化酵素を含む淡色野菜、
葉はβ-カロテンなどの抗酸化成分が豊富な緑黄色野菜です。
それぞれ含まれる栄養素などは異なるので、両方を丸々食べることで高い健康効果が得られます。

根の栄養成分(ビタミンCや酵素)の損失を防ぐには生のままとるのがよいので、漬け物はオススメです。
葉に含まれるβ-カロテンは油で炒めることで吸収率が高まります。


●かぶのここがすごい!!

★免疫力を強化
ビタミンCやβ-カロテンなどの抗酸化成分が免疫力を強化し、風邪やインフルエンザを予防する働きがあります。
さらにかぶの根にはリゾチームという風邪薬の成分にもなっている酵素が含まれていて、風邪のウイルスを撃退し、免疫力を高めてくれます。
かぶの葉に多いβ-カロテンも粘膜を丈夫にするので、免疫力の強化につながります。
根にも葉にも含まれるのが、抗がん物質で解毒作用を持つグルコシノレートという成分です。この成分はがん予防にも効果的です。

★骨を丈夫にする
かぶの葉のカルシウムは、骨粗しょう症予防にも効果的です。
コラーゲン生成を助けるビタミンCも骨作りをサポートしてくれます。

★胃腸を活性化
消化を助ける酵素の働きで、胃腸の働きを活発にします。
食べ過ぎによる胸やけなどの不快感も予防します。

★肌荒れ解消
吹き出物や肌荒れ改善にも効果的です。
コラーゲン生成に必要なビタミンCが肌サイクルを正常にします。

★便秘の予防
豊富な食物繊維が整腸作用をもたらします。
腸内の善玉菌を活性化させ、便の量を増やして腸内環境を整えます。


●おいしいかぶの選び方

①葉も茎もしっかりしているもの
葉はみずみずしく、ピンとして、とげのあるものが新鮮。
茎は太く、根との付け根がきれいなもの。

②根は白く光沢があるもの
肌のきめが細かく、つやがあるもの。
×皮にしわがよっているものや茶色のしみや傷があるものは極力さけましょう。

③根はふっくら丸くもりあがっているもの
肩の部分がもりあがって重みのあるもの。
×ひび割れているものは鮮度が低い証拠。

④ひげ根はピンとしているもの
ひげ根は1本しっかり伸びているものを選びましょう。
×小ひげが多いのは栄養不足の土で育っている可能性があります。


●下ごしらえのコツ

茎の付け根部分は泥が多いので切って捨てましょう。
また、加熱の際は皮をつけたまま調理した方が煮崩れしません。


●かぶの保存方法

葉付きのまま保存すると水分が蒸発してしまうので、葉と茎に切り分けて保存します。
根…ポリ袋に入れて冷蔵保存
葉…キッチンペーパーに包んでポリ袋に入れて冷蔵保存するか、刻んで冷凍でもOK

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